[9a-Z14-1~12] 2.5 医用応用

[9a-Z14-6] ¹⁸F-FDG PET受診者の尿中放射能を測定可能な高感度コンプトンカメラの開発

〇渡辺 宝¹、加納 大輔¹、村石 浩²、榎本 良治³、片桐 秀明⁴、加賀谷 美佳⁵、石川 咲貴²、中神 佳宏^1,6 (1.国がん東病院、2.北里大医衛、3.東大宇宙線研、4.茨城大理、5.仙台高専、6.獨協医科大)

キーワード：コンプトンカメラ, 尿中放射能, CsI(Tl)結晶シンチレータ

本研究では、¹⁸F-FDG-PET検査で用いられるSUVの定量性の向上を目的とし、受診者の尿中放射能を遠隔測定可能な結晶シンチレータによる高感度全方向γ線コンプトンカメラの開発を行ってきた。これまでに尿中放射能を30秒間で測定可能な検出器を開発したが、この間にトイレの水を流されてしまう可能性があった。そこで本講演では、5秒/1フレームで測定できるような改良を行ったことについて報告する。