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[9a-Z15-9] SPS法によるCu2ZnSnS4バルク結晶の作製と評価Ⅲ
キーワード:Cu2ZnSnS4, 放電プラズマ焼結, フォトルミネセンス
太陽電池用化合物半導体として,放電プラズマ焼結(SPS: Spark Plasma Sintering)法でCu2ZnSnS4バルク多結晶を作製した。試料は,化学量論比と発電が確認されているCu-poor, Zn-richのバルク多結晶を用意した。本報告では結晶学的評価及び光学評価を報告する。Rietveld法による結晶相の定量分析では化学量論比でCu2ZnSnS4の比率が96 vol.%以上で見積もられた。また,ラマンスペクトルでもCu2ZnSnS4由来のピーク(257, 290, 339, 350, 372 cm-1)が確認された。