2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.9 化合物太陽電池

[9a-Z15-1~11] 13.9 化合物太陽電池

2020年9月9日(水) 09:00 〜 12:00 Z15

田中 久仁彦(長岡技科大)

11:15 〜 11:30

[9a-Z15-9] SPS法によるCu2ZnSnS4バルク結晶の作製と評価Ⅲ

原 昌史1、古山 由佳梨1、大石 耕一郎1、青柳 成俊1、尾崎 俊二2、竹内 麻希子1 (1.長岡高専、2.群馬大理工)

キーワード:Cu2ZnSnS4, 放電プラズマ焼結, フォトルミネセンス

太陽電池用化合物半導体として,放電プラズマ焼結(SPS: Spark Plasma Sintering)法でCu2ZnSnS4バルク多結晶を作製した。試料は,化学量論比と発電が確認されているCu-poor, Zn-richのバルク多結晶を用意した。本報告では結晶学的評価及び光学評価を報告する。Rietveld法による結晶相の定量分析では化学量論比でCu2ZnSnS4の比率が96 vol.%以上で見積もられた。また,ラマンスペクトルでもCu2ZnSnS4由来のピーク(257, 290, 339, 350, 372 cm-1)が確認された。