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[9a-Z21-7] 【注目講演】プラズマが作用した触媒表面のin situ ラマン計測
キーワード:プラズマ, CO2還元, DFT計算
近年,プラズマを触媒微粒子に作用させることにより,低温での表面反応促進や活性化エネルギーの低減といった現象を有するプラズマ触媒化学の研究が活発に行われている。 我々は,CO2を水素化して有価物質に転換することを目的に,誘電体バリア放電(DBD)をTiO2,ZnOなどの酸化物半導体触媒に作用させた状態で,触媒に吸着した物質やその反応性をin situ計測する研究を実施している。今回,in situ ラマン分光法,X線光電子分光法(XPS),および分子軌道計算を用いてプラズマ触媒反応を評価した結果を報告する。