11:45 〜 12:00
△ [9a-Z22-9] 螺旋状回転スクリーンを用いた体積型立体表示 —視認可能領域の確認―
キーワード:3次元ディスプレイ, 螺旋状回転スクリーン
螺旋状回転スクリーンに断面像を照射する方式の体積立体表示は,視点位置に依存して死角領域が発生することが問題となっている.そこで本研究では,光線追跡法により死角領域を確認し,本方式の実用性について検討した,3D表示特性として重要度の高い立体像全面側および外周側の視認性が相対的に高い結果が得られた.これらの結果は,本傾向を生かした像配置を行うことにより実用的な表示特性が得られる見通しを示唆している.