2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.2 薄膜,厚膜,テープ作製プロセスおよび結晶成長

[9a-Z27-1~13] 11.2 薄膜,厚膜,テープ作製プロセスおよび結晶成長

2020年9月9日(水) 08:30 〜 12:00 Z27

一野 祐亮(名大)

10:45 〜 11:00

[9a-Z27-9] Bi2Sr2-xLaxCuO6+δ薄膜のキャリア濃度制御と超伝導転移特性

蒔田 竜介1、中島 健介1、三浦 昌平2、川江 健2、長尾 雅則3 (1.山形大工、2.金沢大理工、3.山梨大工)

キーワード:超伝導体

超伝導転移温度を電界効果によって変調させる試みは1960年に遡り、1986年に発見された銅酸化物高温超伝導体はTCがキャリア濃度によって大きく変化する特徴から大きな電界効果が期待される。我々はBi系銅酸化物高温超伝導体、中でも最も薄い導電層を持つBi2Sr2CuO6+δに着目し、Bi-2201とSrの一部をLaで置換したBi(La)-2201を作製し、超伝導転移特性とキャリアドープ量を評価した。