2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.3 III-V族エピタキシャル結晶・エピタキシーの基礎

[9p-Z01-1~18] 15.3 III-V族エピタキシャル結晶・エピタキシーの基礎

2020年9月9日(水) 12:30 〜 18:00 Z01

石川 史太郎(愛媛大)、山根 啓輔(豊橋技科大)

16:00 〜 16:15

[9p-Z01-12] InAs/GaAs量子ドット構造中の転位の発光特性への影響

奥村 滋一1,2、藤澤 和輝1、山口 正臣1、成毛 環美1、西 研一1、武政 敬三1、菅原 充1、杉山 正和2 (1.QDレーザ、2.東大先端研)

キーワード:分子線エピタキシー, 量子ドット, フォトルミネッセンス

InGaAs歪低減層(SRL)を適用したInAs量子ドット(QD)の成長温度が構造および光学的特性に与える影響について検討した。InAs QD領域の歪蓄積によりInGaAs SRLもしくはGaAs中間層に転位の形成が見られた。転位密度が低い試料は室温でのキャリア寿命が長い。InAs/GaAs QD構造において、転位は非発光再結合中心として支配的に機能しており、成長温度の最適化が重要である。