2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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[9p-Z03-1~9] アンサンブル現象が生み出す新機能とテクノロジー

2020年9月9日(水) 13:30 〜 17:35 Z03

長島 一樹(東大)

16:20 〜 16:50

[9p-Z03-7] アンサンブルな脳神経活動の解明に向けたマイクロLEDツールの開発

関口 寛人1,2、安永 弘樹1,2、中山 雄晟1、前田 吏輝1、新古 大輔1、西川 敦3、Loesing Alexander3、稲波 千尋4、大澤 匡弘4、福永 泉美5 (1.豊技大、2.JST さきがけ、3.ALLOS、4.名市大、5.沖縄科技大)

キーワード:マイクロLED, 光遺伝学

高次脳機能が示す学習,記憶,思考,知覚といった高度な情報処理は1つ1つの神経細胞のはたらき では説明できず複雑に絡み合った神経組織としてはたらくアンサンブル現象の結果である。このような脳の仕組みを知るためのアプローチとして,脳内の他の細胞に影響を与えずに特定の細胞だけを光で操作できる光遺伝学的手法を用いた細胞機能操作法が注目されているが,遺伝的 背景が同一の細胞集団の活動の制御にとどまっている。本研究では,従来用いられてきた光ファイバを用いた光操作手法ではなく,マイクロ LED ツールを用いた多点での時空間的光操作を提案する。