2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 全固体電池の拓く世界:基礎から将来展望まで

[9p-Z07-1~6] 全固体電池の拓く世界:基礎から将来展望まで

2020年9月9日(水) 13:30 〜 16:40 Z07

吉越 章隆(原子力機構)、福田 めぐみ(日本工大)

15:40 〜 16:10

[9p-Z07-5] 全固体電池解析手法の進展:界面の構造、電子輸送、イオン輸送、および、プロセス

今井 英人1 (1.日産アーク)

キーワード:全固体電池

本講演では、全固体電池における界面計測における課題を解決する手段として、①界面の原子レベルの構造を可視化するTEM-PDF法、②界面に形成されるショットキー障壁を直接観測する角度分解硬X線光電子分光法、③界面のLiイオン輸送を選択的に計測する固体化学交換NMR、④ナノスケールで界面のインピーダンスを計測するNEIS(nano-electrochemical impedance spectroscopy)、⑤電極形成のプロセスを観測するクライオFIB-SEMによる形態観察について、計測の原理と適用事例を紹介する。