[9p-Z17-1~22] 3.1 光学基礎・光学新領域

[9p-Z17-22] プラズモン場における分子捕捉ダイナミクスの動的評価

〇小山田 伸明¹、南本 大穂^1,2、村越 敬^1,2 (1.北大院総化、2.北大院理)

キーワード：局在表面プラズモン共鳴, 表面増強ラマン散乱, 分子マニピュレーション

局在表面プラズモン (LSP) 共鳴により金属表面の数nm領域に局在した電場は、集光されたレーザー光では到達できない様な小さな分極率の自由分子でさえも捕捉され得る。一方で数分子単位での分子捕捉においては、分子間の相互作用に加え、金属―液体界面での拡散様式等、光圧の副次的な作用が未解明となっている。本研究ではbipyridine類縁体において分子捕捉挙動を表面増強Raman散乱 (SERS) 光によって評価し、運動制御のダイナミクスを解明する。