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[9p-Z18-17] レーザー誘起衝撃波による液体アルカン中でのC–C結合生成
キーワード:レーザー誘起衝撃波, C–C結合生成
高強度レーザー照射を行った液体アルカンをGC-MSで分析した。その結果、レーザー照射によって衝撃波が生じ、その高い圧力によって分子間距離が縮まり、異なるアルカン分子間でC–C結合が生じ、炭素数が2nである多種のアルカンが生じたこと、炭素数が2nより少ないアルカン分子は、そのC–C結合の際に分子の一部が欠落して生成したこと、その際、水素分子の離脱の有無によって、アルカンとアルキンの生成が選択されたことが推定された。