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△ [9p-Z18-5] アブレーション閾値以下のフェムト秒レーザー照射によるチタン表面光侵入長の減少
キーワード:金属, アブレーション, 光学特性
フルーエンスをアブレーション閾値以下としたフェムト秒レーザーパルスを予めチタンに照射すると、数百ピコ秒後に照射される別のレーザーパルスによるアブレーションが抑制されることを発見した。予備照射によるチタン表面の実効的な光侵入長の変化を新奇手法により測定したところ、光侵入長が大きく減少しており、予備的な加熱だけでは説明できない特徴的な電子状態が実現されていることが示唆された。