[9p-Z21-1~10] 8.3 プラズマナノテクノロジー

[9p-Z21-1] 多層カーボンナノチューブのプラズマによる表面修飾のための超音波前処理の効果とそれを使った複合材の耐摩耗性への影響

〇小川 大輔¹、西村 康平¹、内田 秀雄¹、中村 圭二¹ (1.中部大学)

キーワード：カーボンナノチューブ, 複合材料, プラズマによる機能化

化学変化を用いて材料加工や表面処理を行う場合は、その前処理が重要で、いつも同じ状態で加工や処理を行うことは、科学的にも工業的にも再現性を確保するという点で、非常に重要であり、カーボンナノチューブ（Carbon Nanotubes, CNTs）の加工においてもその例外ではない。本研究では、互いに絡まっている状態の多層カーボンを用いて、プラズマ処理の均一性を確保するために、プラズマ処理を行う前に超音波処理を行いその効果について調査を行なった。