[9p-Z28-1~19] FS.1 Focused Session "AI Electronics"

[9p-Z28-4] Parallel computing based on photonic spatiotemporal dynamics

〇Satoshi Sunada^1,2, Kazutaka Kanno³, Atsushi Uchida³ (1.Kanazawa Univ., 2.JST PRESTO, 3.Saitama Univ.)

Keywords:photonic computing, optical parallel processing, reservoir computing

リザバー計算は，NNのような大自由度力学系の非線形応答に基づく計算モデルであり，入力情報は力学系による高次元特徴空間への非線形マッピングによって処理される。よって，高次元性と非線形性を併せ持つ力学系の利用が重要な鍵となる。本研究では，多モード光ファイバを利用して，その高次元・非線形マッピングが簡単に実行可能となることを示す。そのマッピング処理は，光速度で実行されるため，高速な時系列データ処理が可能となることを報告する。また，本提案システムは，光の並列処理性を活かし，複数の独立した情報を１つのシステムにて並列的に処理（すなわち，マルチタスキング）が可能となることも報告する。