[12a-A408-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

[12a-A408-3] ククルビット[n]ウリルを修飾した延長ゲート有機トランジスタ

〇中原 勝正¹、小池 俊弘¹、窪田 陸²、南木 創²、南 豪² (1.JNC石油化学（株）、2.東大生研)

キーワード：有機半導体、化学センサ、ククルビット[n]ウリル

今回我々はレセプターとして疎水性空孔と親水性Limの存在によりペプチド類に対して捕捉能力を有するククルビット[n]ウリルに着目し，金電極上に自己組織化単分子膜 (SAM)として担持できるように化学修飾を施した．そして電極上に担持させて有機電界効果トランジスタに組み入れ，対象として抗疲労物質であるイミダゾールジペプチド類の検出を試みた所，閾値電圧のシフトが見られた．