2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[12a-A408-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2020年3月12日(木) 09:00 〜 12:15 A408 (6-408)

當麻 浩司(医科歯科大)、南 豪(東大)

10:15 〜 10:30

[12a-A408-6] リポソーム固定化 QCM 力学センサを用いた α シヌクレイン線維化の検出

〇(M1)小林 亮子1、澤村 正典2、山門 穂高2、野田 実1 (1.京工繊大、2.京都大医)

キーワード:バイオセンサ、αシヌクレイン、QCM

パーキンソン病の原因物質であるαシヌクレイン(αSyn)は単量体から重合体へと凝集,線維伸長することで病原性を獲得するため,αSyn重合体の検出は早期診断に有用である。我々はラベルフリーリポソーム固定化カンチレバーセンサを用いたαSyn線維化の検出を行ってきたが、今回同じく力学的検出であるQCMによる検出を行った。その結果、カンチレバーセンサと同様の傾向でαSyn重合体7 pMまで検出できた。