[12a-D221-1~9] 9.4 熱電変換

[12a-D221-5] [第4回薄膜・表面物理分科会論文賞受賞記念講演] ナノワイヤ界面制御による熱電出力因子増大方法論

〇石部 貴史¹、留田 純希¹、渡辺 健太郎²、鎌倉 良成³、森 伸也⁴、成瀬 延康⁵、目良 裕⁵、山下 雄一郎⁶、中村 芳明¹ (1.阪大院基礎工、2.東北大、3.大工大、4.阪大院工、5.滋賀医科大、6.産総研)

キーワード：熱電材料、酸化亜鉛、電子輸送

高性能熱電材料の開発に向けて、高い出力因子と低い熱伝導率が求められる。しかし、それらの相関性のため、同時実現は長年の課題である。これまで我々は、安価・無毒であり、酸化物の中では比較的高い出力因子を示すZnOを材料の舞台とし、ナノワイヤ界面をZnO薄膜中に導入することで出力因子増大と熱伝導率低減を同時に達成してきた。本研究では、詳細な電子輸送解析を行うことで出力因子増大方法論を確立することを目的とする。