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[12a-PA2-18] DNA-SWCNT複合体長さが細胞表面での力学的相互作用に及ぼす影響
キーワード:単層カーボンナノチューブ、細胞表面、有限要素法
単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の表面をDNAで被覆したDNA-SWCNT複合体は、安定した水溶性を示し近赤外光領域で吸収・発光する光学特性をもつためドラッグデリバリとしての応用が期待される。生体内ではSWCNTと細胞表面で力学的相互作用が生じるが、それら相互作用は不明な点が多い。これらの相互作用を実験的に評価はするの難しく、分子動力学法による精密な計算も多大な時間を要する。そこで本研究では、有限要素法(FEM)を用いてDNA-SWCNTと細胞表面の相互作用を解析した。