2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[12a-PB3-1~19] 12.1 作製・構造制御

2020年3月12日(木) 09:30 〜 11:30 PB3 (第1体育館)

09:30 〜 11:30

[12a-PB3-7] バーコート法により作製したtert-ブチル置換フタロシアニン薄膜における電気特性

鶉野 弦也1、籔内 湧太1、石裏 遼1、米谷 慎2、永野 修作3、藤井 彰彦1、尾﨑 雅則1 (1.阪大院工、2.産総研、3.名大院工)

キーワード:フタロシアニン、バーコート法、有機薄膜トランジスタ

可溶性を有しながら熱に対して安定であるtert-ブチル基を導入したフタロシアニンをバーコート法により作製し,得られた薄膜の分子配向状態,電気特性について検討した.
作製した薄膜はポリイミド被覆したSi基板上で一軸配向し,薄膜トランジスタでは,正孔移動度は最大で1.32×10-4 cm2 V-1 s-1となった.また,チャネル方向に対し平行・垂直に製膜した場合では,電気的異方性が確認された.