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△ [12a-PB5-2] ソルボサーマル法を用いたBi2Te3ナノプレート/CNT複合合成と熱電物性の評価
キーワード:熱電材料、複合材料、炭素系材料
本研究では、Bi2Te3ナノプレートと単層カーボンナノチューブをソルボサーマル法によって複合化させることで、Bi2Te3ナノプレート単体よりも高い熱電性能を示す材料を作製することを目的としている。合成方法にはソルボサーマル法を使用し、ナノプレート原料とSWCNTを熱処理し、Bi2Te3ナノプレートとCNTを複合化させた材料を作製した。複合化した粉末をドロップキャスト法により薄膜を作製した。その後、熱アニーリング法で熱処理した薄膜の熱電性能及び、構造分析を行った。結果として、Bi2Te3/CNTの複合化が確認され、CNT添加量の増加に伴い熱電性能向上が見られた。