2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[12a-PB5-1~4] 16.2 エナジーハーベスティング

2020年3月12日(木) 09:30 〜 11:30 PB5 (第1体育館)

09:30 〜 11:30

[12a-PB5-4] ポーラスα®による土壌微生物燃料電池の出力向上

〇(M2)古屋 直史1、久保 航一1、八塚 淳弘1、森田 廣1 (1.山口東京理科大工)

キーワード:微生物燃料電池、再生可能エネルギー

堆積型微生物燃料電池は電力出力が低い欠点を有している。これを無機多孔質構造体であるポーラスα®((株)鳥取再資源化研究所製)を適用することにより大幅に改善できることを見出した。事前に田んぼの土壌に5週間埋設したポーラスα®をセルに適用することによって適用しないセルと比較して平均6倍の飽和電力が得られた。これはポーラスα®によって微生物が十分に集積され、かつ活性化されたためである。