2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.1 バルク結晶成長

[12p-A201-1~8] 15.1 バルク結晶成長

2020年3月12日(木) 13:45 〜 17:00 A201 (6-201)

横田 有為(東北大)、荻野 拓(産総研)

16:30 〜 16:45

[12p-A201-7] 異なる熱伝導率を有する複数の断熱材を用いたRF-TSSG法によるSiC結晶成長時の温度場制御

岡野 泰則1、竹原 悠人1、ワン レイ1、関本 敦1、宇治原 徹2 (1.阪大院基礎工、2.名大院工)

キーワード:数値計算、SiC、TSSG法

RF-TSSG法は高品質なSiC結晶の成長法として期待されている。演者らは以前数値解析により、本法では地上であるにもかかわらずマランゴニ対流が優勢であることを指摘した。さらにマランゴニ対流を抑制しうるるつぼ周囲の温度分布を逆解析により算出することに成功した。今回は逆解析で算出したるつぼ周囲温度分布の実現を目指し、断熱材の熱伝導率に着目した解析を行った。