2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 多様な安定相のエンジニアリングによる多元系材料開発の新展開 - 未来材料開拓イニシアチブ ~環境・エネルギー材料の未来 ~ -

[12p-A301-1~9] 多様な安定相のエンジニアリングによる多元系材料開発の新展開 - 未来材料開拓イニシアチブ ~環境・エネルギー材料の未来 ~ -

2020年3月12日(木) 13:30 〜 17:15 A301 (6-301)

櫻井 岳暁(筑波大)、野瀬 嘉太郎(京大)

16:30 〜 17:00

[12p-A301-8] Pbフリーペロブスカイト太陽電池材料開発の現状と未来

早瀬 修二1 (1.電通大 i-PERC)

キーワード:太陽電池、ペロブスカイト、鉛フリー

Pb系ペロブスカイト太陽電池(PVK-PV)の効率は25.2%に達しているが、環境上の問題からPbイオンを含まないPVK-PVの研究開発が続けられてきた。Sn, Ge, Bi、Cu、Sb、Tiイオン等を含む多くのPb-free PVK-PVが報告されているが、効率が低いことが問題であった。それら中でSn系PVK-PVの近年の進展は目覚ましく10%を超える効率が報告されるようになった。Sn系PVK-PV太陽電池の研究動向を中心に、演者らの結果を含めPb-free PVK-PVの研究動向を展望する