[12p-A302-1~18] 8.1 プラズマ生成・診断

[12p-A302-14] ダイオード整流型交流アークによる長尺熱プラズマ発生手法の構築

〇田中 学¹、釘宮 悠太¹、丸山 大貴¹、渡辺 隆行¹、松浦 次雄² (1.九大院工、2.タソーアーク㈱)

キーワード：熱プラズマ、ダイオード整流、高速度カメラ

ダイオード整流を用いた多電極交流アークを発生させることで，革新的な長尺熱プラズマ場を構築することを目的とした．熱プラズマは，高温，高エンタルピー，高化学活性などの特長を有することから，様々な材料プロセッシングへの応用が期待されている．しかし，従来の熱プラズマ発生手法は，数mmから数cm程度の小さな領域にしか発生できない点熱源（0次元）である点が問題であった．そこで本研究では，数百A級の大電流をミリ秒オーダーでダイオード整流することで，新規な交流アーク発生手法を確立した．