2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[12p-A302-1~18] 8.1 プラズマ生成・診断

2020年3月12日(木) 13:15 〜 18:00 A302 (6-302)

富田 健太郎(九大)、中川 雄介(首都大)、田中 学(九大)

14:15 〜 14:30

[12p-A302-5] 極短ギャップ純酸素放電における酸素原子とオゾンの同時密度計測

中川 雄介1、川北 拓弥1、内田 諭1、杤久保 文嘉1 (1.首都大システムデザイン)

キーワード:大気圧純酸素放電、レーザ分光

大気圧プラズマによる酸化処理では、基底酸素原子O(3P)とオゾンO3が重要な役割を担うが、これらの生成に有利な純酸素放電におけるO(3P)及びO3の挙動は未解明である。これは光学的手法によるO(3P), O3の局所密度計測が純酸素放電下で困難なためである。本研究では二光子励起レーザ誘起蛍光法において、O(3P)とO3で信号のレーザ光強度依存性が異なる点に着目し、双方の同時計測を行った。O(3P)とO3の局所密度の時間変化を観測できたため、報告する。