[12p-A404-1~12] 12.1 作製・構造制御

[12p-A404-12] 温度応答性高分子を用いた液晶セルの作製と評価

〇石垣 桃香¹、古江 広和¹ (1.東理大院工)

キーワード：液晶

Poly(N-isoprorylacrylamide) (PNIPAAm)は下限臨界溶液温度(LCST)によって伸張凝集する高分子である。PNIPAAmを修飾した基板を用いた液晶セルがLCSTで配向性を変化させるのであれば，観察が困難であった高分子の伸張凝縮といった温度応答を，観察が容易な光学的な応答に変換できると考えられる。本研究では，基板にPNIPAAmをスピンコートしたセルを作製し，LCST付近のテクスチャを観察することで，セルの評価をすることを目的とした。