2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[12p-A404-1~12] 12.1 作製・構造制御

2020年3月12日(木) 13:15 〜 16:30 A404 (6-404)

小柴 康子(神戸大)、赤松 範久(東工大)

15:00 〜 15:15

[12p-A404-7] 分子動力学シミュレーションを用いたペンタセンの臨界核に関する考察

池田 進1 (1.東北大WPI-AIMR)

キーワード:有機半導体、分子動力学シミュレーション、核形成

ペンタセンの臨界核に関しては、その大きさ等、いくつかの先行研究事例があるが、基板上で核形成する場合、核の表面積増加によるエネルギー的不利と体積増加によるエネルギー的利得の拮抗で決まる古典的核形成理論の考え方だけでなく、分子が寝た状態と立った状態におけるエネルギー的な有利、不利についても考慮する必要がある。本講演では、分子動力学(MD)シミュレーションの結果を踏まえ臨界核の大きさ等を考察する。