2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[12p-B409-1~15] 1.1 応用物理一般・学際領域

2020年3月12日(木) 13:15 〜 17:15 B409 (2-409)

面谷 信(東海大)、藤川 知栄美(東海大)

17:00 〜 17:15

[12p-B409-15] ヴァイオリン演奏用の弓毛に関する超微小押し込み硬さ試験機によるヤング率測定

松谷 晃宏1 (1.東工大)

キーワード:ヴァイオリン、弓、ナノインデンター

ヴァイオリンなどの擦弦楽器では,弓も楽器と同様に重要な楽器の構成要素である。弓は主に棒の部分(stick)のと毛(hair)の部分にわけられるが,Suzukiによれば,弓毛の弾力を活かすことが演奏にあたっては特に重要である。筆者は,これまでに弓の顫動に関する実験結果,弓の傾斜が顫動抑制に有効であること,擦弦位置及び弓の傾斜と音色の関係について報告し ,前回は弓毛の引張試験を行い荷重-伸び線図の測定結果について報告した。今回は,ナノインデンタを用いた弓毛のヤング率の測定結果について報告する。