[12p-B410-1~16] 3.7 レーザープロセシング

△ [12p-B410-9] フェムト秒レーザー閾値以下予備照射によるチタン表面光学特性の時間変化

〇(DC)古川 雄規^1,2、橋田 昌樹^1,2、井上 峻介^1,2、阪部 周二^1,2 (1.京大化研、2.京大院理)

キーワード：金属、アブレーション、光学特性

フルーエンスをアブレーション閾値以下としたフェムト秒レーザーパルスを予めチタンに照射すると、数百ピコ秒の遅延時間の後に照射されるフェムト秒レーザーパルスによるアブレーションが抑制されることを発見した。予備照射によるチタン表面の実効的な光侵入長とアブレーション閾値の変化を測定する新奇手法を提案し、測定したところ、アブレーションが抑制される遅延時間において光侵入長が大きく減少していることが分かった。