2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.3 酸化物エレクトロニクス

[12p-D411-1~14] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2020年3月12日(木) 13:45 〜 17:30 D411 (11-411)

新宮原 正三(関西大)、相川 慎也(工学院大)

15:00 〜 15:15

[12p-D411-6] 窒化炭素ポリマーとモリブデン三酸化物の混合物の光触媒活性向上機構の解明

〇(M2)川瀬 雅樹1、青山 健一1、伊藤 優太1、赤池 幸紀2、金井 要1 (1.東理大・理工、2.産総研)

キーワード:窒化炭素化合物、光触媒活性、Zスキームモデル

焼成温度と焼成時間を変化させた条件で作製したMelonとMoO3の混合物に対して、有機物であるメチルオレンジの分解量で性能を評価した。また、Melon薄膜上に様々な量のMoO3を真空蒸着し、MelonとMoO3の界面の電子状態を紫外光電子分光、X線光電子分光で直接観測した。加えて、実験から得られたデータからエネルギーダイアグラムが作成でき、ZスキームモデルによってMoO3の担持でMelonの光触媒活性が向上するメカニズムについて講演する予定である。