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△ [12p-D419-8] 伝導度測定によるBaTiO3およびSrTiO3中のFe2+/3+遷移準位の決定
キーワード:BaTiO3、不純物準位、活性化エネルギー
BaTiO3やSrTiO3は、名目上アンドープでも、相当量の鉄を天然不純物として含んでいる。鉄のような遷移金属はバンドギャップ内に深い準位を作り、物性に大きな影響を与える。Fe2+/3+の遷移準位のエネルギーはこれまでほとんど調べられてこなかった。本研究では、あらかじめ還元したBaTiO3およびSrTiO3単結晶の活性化エネルギーを測定しながら徐々に再酸化するというシンプルなアプローチで、Fe2+/3+の準位のエネルギーを決定した。