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[12p-PA4-3] Bi2Sr2CaCu2O8+d とBi2Sr2CuO6+dにおける出力因子のキャリア濃度依存性
キーワード:強相関電子系、銅酸化物、ゼーベック効果
本研究では、代表的な強相関電子系であるBi2Sr2Can-1CunO4+2n+δ (n = 1, 2)を作製した。この材料はnの値は、単位構造中のCuO2面の数を意味している。元素置換や各種アニール条件によりキャリア濃度を変化させた試料に対して、ゼーベック係数および電気抵抗率の温度依存性を測定した。さらに、出力因子のキャリア濃度依存性を定量的に評価し、その挙動を理解することを目的とした。