2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

9 応用物性 » 9.4 熱電変換

[12p-PA4-1~20] 9.4 熱電変換

2020年3月12日(木) 16:00 〜 18:00 PA4 (第3体育館)

16:00 〜 18:00

[12p-PA4-3] Bi2Sr2CaCu2O8+d とBi2Sr2CuO6+dにおける出力因子のキャリア濃度依存性

〇(M1)久保 直人1、Sobota Robert1、松波 雅治1、竹内 恒博1 (1.豊田工業大学)

キーワード:強相関電子系、銅酸化物、ゼーベック効果

本研究では、代表的な強相関電子系であるBi2Sr2Can-1CunO4+2n+δ (n = 1, 2)を作製した。この材料はnの値は、単位構造中のCuO2面の数を意味している。元素置換や各種アニール条件によりキャリア濃度を変化させた試料に対して、ゼーベック係数および電気抵抗率の温度依存性を測定した。さらに、出力因子のキャリア濃度依存性を定量的に評価し、その挙動を理解することを目的とした。