[12p-PA5-1~34] 12.4 有機EL・トランジスタ

[12p-PA5-25] フェニル-エチニル置換した非対称BTBTの層状結晶性とTFT特性Ⅱ

〇井上 悟¹、東野 寿樹²、荒井 俊人¹、田中 睦生³、堀内 佐智雄²、高場 圭章⁴、眞木 さおり⁴、米倉 功治⁴、瀬川 泰知^5,6、熊井 玲児⁷、長谷川 達生¹ (1.東大工、2.産総研、3.埼工大、4.理研RSC、5.名大院理、6.JST ERATO、7.KEK物構研)

キーワード：層状結晶性、アルキル基、チエノアセン

我々はこれまでに、層状結晶性有機半導体の秩序化に主要な役割を果たす長鎖アルキル基の対になる置換基として、フェニルエチニル基（PE基）を用いた新材料・PE-BTBT-Cn（n=6,8,10,12）の開発について報告している。今回、アルキル鎖長の異なる誘導体すべてのフル結晶構造解析に成功し、アルキル鎖が秩序形成に果たす役割など、構造-物性相関の全貌を明らかにしたので報告する。