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[13a-A201-7] 温度制御マルチガスプラズマジェットを用いた生体高分子導入法による植物のゲノム編集
キーワード:プラズマ、植物、ゲノム編集
私たちは温度制御マルチガスプラズマジェットを用いて無傷の植物に大気圧プラズマ照射することで、植物細胞へ直接タンパク質などの生体高分子を導入する技術を開発した(Yanagawa et al, 2017, PLoS One 12 (2) e0171942; WO2018-016217)。このプラズマ法を用いて、私たちはタバコ及びイネのレポーター植物の細胞にゲノム編集酵素を導入し、レポーター遺伝子の改変に成功した (特願2019-206239)。本講演では、プラズマ法を用いた植物のゲノム編集について、最新の成果を報告する。