2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.8 光物性・発光デバイス

[13a-A303-1~8] 13.8 光物性・発光デバイス

2020年3月13日(金) 09:30 〜 11:30 A303 (6-303)

舘林 潤(阪大)

10:30 〜 10:45

[13a-A303-5] Zn(Te1-xSx)量子ドットの合成と光学特性

佃 諭志1、稲吉 晴子1、喜多 正雄2、小俣 孝久1 (1.東北大多元研、2.富山高専)

キーワード:量子ドット、混晶、蛍光体

CdSe 量子ドット(QD)蛍光体は、単色性の高い発光を呈し、発光波長を任意に制御できることから、広い色域を表現できるLCDのバックライト蛍光体としてすでに実用化されている。しかし、Cdは高い毒性を有するため、安全な非Cd系QD蛍光体の開発が急務となっている。我々は、これまで緑色蛍光体としてZn(Te1-xSex)混晶QDを報告している。本研究では、赤色蛍光体の候補であるZn(Te1-xSx)混晶QDを合成し、この混晶QDの組成と光学特性を評価した。