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△ [13a-A303-7] 可変励起長法によるAgInS2ナノ結晶の光学利得測定
キーワード:半導体ナノ結晶、光学利得、AgInS2
半導体量子ドットは、量子サイズ効果による優れた光学特性をもつことから注目を集めている。本研究では、無毒で高い発光効率を示すという特徴をもつAgInS2ナノ結晶のレーザー素子材料としての有用性を調べるため光学利得を評価した。石英基板上にコーティングしたAgInS2ナノ結晶集合系の光学利得を可変励起長法により測定した。その結果、光増幅の観測に成功し、レーザー素子として有用であることを明らかにした。