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△ [13a-A404-3] ガス層流を用いたCNT成長時に出現するヘアピン構造の起源
キーワード:カーボンナノチューブ
カーボンナノチューブ(CNT)を次世代線材に応用するためには、高品質かつ長尺なCNTを合成する必要がある。これまで、ガスの高速層流を用いたCNT合成では高品質かつ長尺なCNTが成長することを報告してきた。本研究では、高速層流を用いたCNT合成で特徴的なヘアピン構造のCNTの起源の調査を行った。酸化鉄微粒子の浸炭・分裂に伴い形成したCNTが基板に着地後、基部を固定点として剪断応力を受けながらヘアピン構造CNTに成長すると考えられる。