[13a-A404-1~9] 17.1 カーボンナノチューブ，他のナノカーボン材料

[13a-A404-6] Fe-Gd触媒による紡績可能CNTアレイの合成条件拡大

〇(M1)中川 智広¹、井上 寛隆¹、西川 亘¹、山下 善文¹、林 靖彦¹ (1.岡大院自然)

キーワード：カーボンナノチューブ紡績糸、化学気相成長、ガドリニウム

優れたナノ材料であるカーボンナノチューブ(CNT)は乾式紡績法によって，バルクなCNT構造体を形成することができる．しかし，乾式紡績可能なCNTアレイの必要条件である長尺かつ高密度なCNTアレイを安定的に合成するには緻密なプロセス制御が必要となる．本研究では，CNTの触媒である鉄(Fe)にガドリニウム(Gd)を添加することでFe粒子の失活の原因の一つである粒子拡散を抑制し，紡績可能なCNTアレイ合成ウインドウが広範囲化するか検討した．