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[13a-A405-5] pドープルブレン単結晶基板を用いた光起電力セル
キーワード:有機単結晶、ドーピング
p層なしでは光電流は発生しないが、80 nmのp層を設けることで光電流が発生し、逆バイアスを-10V印加すると、0.8 mAcm-2に達した。低電圧(-3 V)では、電子収集電極の左側50 μm程度しか収集できていないが、高電圧(-10 V)では、電極全体(200 μm幅)から収集できていることが分かった。ルブレン結晶バルク全体にドープして、p層膜厚を2 μmにすれば、光起電力領域への抵抗の影響を減らせ、ルブレン単結晶基板太陽電池が作製できると予想している。