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△ [13a-A405-9] DFT計算を用いたテトラベンゾトリアザポルフィリン誘導体の電荷輸送シミュレーション
キーワード:電荷輸送、マーカス理論、密度汎関数理論
C6TBTAPH2のキャリア移動度は緩やかな正の温度依存性を示すが、要因は未だ不明である。本研究では隣接二分子に着目した密度汎関数理論による電荷輸送シミュレーションにおいて、分子面の回転角をパラメータとした電荷輸送特性の検討を行った。その結果、回転角が電子、正孔移動度の支配的な因子であることがわかった。温度上昇に伴うC6TBTAPH2の移動度の向上については分子面の回転角の変化が一因と考えられる。