[13a-A407-1~10] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[13a-A407-10] 硬さパターンゲル上の少数細胞・細胞集団の運動性

〇廣野 航平¹、田中 あや^2,3、藤井 裕紀¹、松本 悠暉¹、中島 寛^2,3、岡嶋 孝治¹ (1.北大情報科学、2.NTT物性基礎研、3.BMC)

キーワード：細胞集団運動、ハイドロゲル、デュロタクシス

細胞集団運動のDurotaxisの観察には硬さ勾配ゲルが広く使われてきた。一方生体内は複雑な硬さの違いを持つ。ゲルに複雑な硬さの違いを持たせるとそれに応じた凹凸ができてしまうという問題があった。著者らは以前の講演会で表面凹凸を抑えた硬さ変調をもつゲルを開発し、硬い領域に細胞が運動する様子を観察したことを報告した。本研究ではその現象の理解のために細胞集団サイズとDurotaxisの関係を調べた。