[13a-A408-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

[13a-A408-3] ノーマリクローズ型マイクロバルブを用いた多点単一細胞解析用マルチプレクサの開発

〇萩原 峻介¹、岡本 俊哉¹、宇野 秀隆²、王 志宏²、宇理須 恒雄²、石垣 診祐³、高村 禅⁴、浮田 芳昭¹ (1.山梨大学、2.名大未来社会機構、3.名大医、4.北陸先端大)

キーワード：常時閉型マイクロバルブ、ダイヤフラム構造、マルチプレクサ

培養型プレーナーパッチクランプ技術は複数細胞の多点イオンチャネル電流を実現可能な技術である。複数細胞からターゲットとなる一細胞を選択して流路を接続するための機構（マルチプレクサー）を実現すれば、この高度化のみならず一細胞遺伝子抽出等への展開も可能となる。本発表では常時閉型（NC）マイクロバルブによるマルチプレクサーの作製と選択的多点計測に有効であることが示されたことを報告する。