[13a-A410-1~7] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[13a-A410-7] 高温・低加湿下駆動を指向した架橋イオン液体ポリマー電解質膜の開発

〇鈴木 亨奈¹、有田 稔彦²、増原 陽人^3,4 (1.山形大工、2.東北大多元研、3.山形大院理工、4.山形大有機材料シスセ)

キーワード：イオン液体ポリマー、固体高分子電解質膜形燃料電池、プロトン伝導性高分子

固体高分子形燃料電池は、小型軽量化・低温作動可能といった特徴を有している。その一方で、プロトン伝導を行うにあたり、加湿制御（湿度90%以上）が必須であり、さらに、高温（100℃以上）における伝導性・熱安定性が課題である。本研究では、イオン液体に着目し、高温・低加湿下駆動性を有した電解質膜材料を作製する。その際、イオン液体の流動性を抑制するため、架橋剤を添加し、自立単膜を作製する。