2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.5 接合,回路作製プロセスおよびデジタル応用

[13a-B408-1~9] 11.5 接合,回路作製プロセスおよびデジタル応用

2020年3月13日(金) 09:00 〜 11:15 B408 (2-408)

田中 雅光(名大)

09:15 〜 09:30

[13a-B408-2] ゲート間配線を考慮した断熱量子磁束パラメトロン回路のBERの実験的評価

〇(M1)伊東 大樹1、竹内 尚輝2、山梨 裕希1,2、吉川 信行1,2 (1.横浜国大院工、2.横浜国大IAS)

キーワード:超伝導、断熱磁束量子パラメトロン回路、ビット誤り率

断熱量子磁束パラメトロン (AQFP) 回路は消費電力が半導体集積回路よりも6桁低いという低消費電力性を特徴としている。微小電流で動作する回路であるため、ゲート間の配線長が大きくなると入力電流が小さくなり、熱雑音などによって誤りが生じる可能性がある。そこで、ゲート間配線を考慮したAQFP回路のビット誤り率 (BER) の評価を行い、ゲート間の入力電流の最小値を求めることを目的とする。今回はチップ測定によるBER評価について発表する。