[13a-B408-1~9] 11.5 接合，回路作製プロセスおよびデジタル応用

[13a-B408-5] AQFP及びRSFQを用いたスケーラブルなSSPD読み出し回路

〇竹内 尚輝¹、知名 史博²、三木 茂人^2,3、宮嶋 茂之²、藪野 正裕²、吉川 信行¹、寺井 弘高² (1.横浜国大、2.情通機構、3.神戸大)

キーワード：断熱磁束量子パラメトロン、単一磁束量子回路、超伝導単一光子検出器

本研究では、スケーラブルな超伝導単一光子検出器（SSPD）アレイ用読出し回路を提案する。同回路は、断熱磁束量子パラメトロン（AQFP）と高速単一磁束量子（RSFQ）の二種類の超伝導ロジックにより構成される。前者がSSPDアレイの空間情報を、後者が時間情報を出力する。本回路は、SSPDのピクセル数によらず低電力及び低電流で駆動できるため、スケーラブルである。原理実証として、本回路を用いた4ピクセルSSPDアレイの読出し実験を行った。