2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[13a-B508-1~10] 3.9 テラヘルツ全般

2020年3月13日(金) 09:00 〜 11:35 B508 (2-508)

林 伸一郎(情通機構)、有川 敬(京大)

10:35 〜 10:50

[13a-B508-7] 共鳴トンネルダイオードテラヘルツ発振器を用いたOCT方式による距離測定

〇(M1)今野 弘樹1、ドブロユ アドリアン1、鈴木 左文1、浅田 雅洋1 (1.東工大工)

キーワード:テラヘルツ、レーダ、共鳴トンネルダイオード

共鳴トンネルダイオード(RTD)発振器のサブキャリア変調を用いたOCT方式を提案し原理検証を行った。サブキャリアでAM変調したRTD発振器のTHz出力を対象物に照射し、反射波を復調してIQ信号を取り出す。サブキャリアの周波数を掃引して得られたIQ信号のフーリエ変換から対象物の距離を得る。この方法により単一対象物の距離測定を行い、動作原理を実証した。この方法は複数対象物の測定へ拡張可能である。