[13a-D221-1~12] 6.4 Thin films and New materials

[13a-D221-4] Formation of Calcium Aluminate on Mortar Using Metal-EDTA Complex Solutionwith Ignition Process

〇Takuya Kudo¹, Atsushi Nakamura^2,1, Atsuko Suzuki³, Keiji Komatsu¹, Takumi Shimomura¹, Hidetoshi Saitoh¹ (1.Nagaoka Univ. Tech., 2.Chubu Chelest Co., Ltd., 3.HONMA Corporation.)

Keywords:Calcium Aluminate, Ignition Process, Metal-EDTA Complex Solution

我々はエチレンジアミン四酢酸（EDTA）溶液を出発原料としたコンクリート中の鉄筋の腐食因子である水の侵入孔の封孔処理技術を提案している。Al³⁺をキレートしたEDTA金属錯体水溶液をモルタル表面上に塗布したのち乾燥させ、酸水素炎により基板の塗布面を強熱することでカルシウムアルミネート処理を行った。出発原料であるEDTA金属錯体溶液にCa²⁺を加えることで強熱時のCaの拡散を低減させ、水の抑えられるのではないかと考えた。本研究ではモルタルをモデルとしてCa^２＋とAl^３＋をキレートしたEDTA金属錯体水溶液のモル比を変化させてカルシウムアルミネート処理を行い、透水試験で遮水性の評価を実施した。