[13a-D511-1~12] 9.4 熱電変換

[13a-D511-7] フルホイスラー合金Co₂MnGaにおける異常ネルンスト効果の規則度依存性

〇(M1)上杉 良太¹、肥後 友也^1,2、朱 政¹、近藤 浩太^1,2,3、大谷 義近^1,2,3、中辻 知^1,2,4,5 (1.東大物性研、2.JST CREST、3.理研、4.東大理物、5.Johns Hopkins大)

キーワード：ネルンスト効果、ホイスラー合金、トポロジカル磁性体

ネルンスト効果はゼーベック効果に比べ2桁ほど小さい1 μV/Kほどの変換効率が限界だと考えられていたが、近年室温下において、反強磁性体Mn₃Snで0.35 μV/K、フルホイスラー合金Co₂MnGaで6 μV/Kの巨大な変換効率を持つトポロジカル磁性体が発見され、応用面においても注目を集めている。スパッタリング法で作製した規則度の異なるCo₂MnGa薄膜を作製し、面内、面直方向に温度勾配を印加した際に得られる異常ネルンスト効果の規則度依存性について報告する。