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[13a-D519-3] MnおよびMgを添加した(Bi0.5Na0.5)TiO3系セラミックスの脱分極温度に対する急冷効果
キーワード:非鉛圧電材料、急冷処理
本研究ではMnおよびMgを添加したBNTセラミックスを作製し、酸素欠陥量のコントロールを試み、電気的諸特性とTdに対する急冷の効果を検証した。MnおよびMg添加量xに対する抗電界Ec測定により、MnおよびMg添加により酸素欠陥量が増大した。また、普通焼成および急冷した場合のTdの差(ΔTd)について、ΔTdにおける増大の勾配はMgの方がMnの4倍程度大きく、MgはMnよりも効率的に酸素欠陥を増大させ、Tdに対する急冷の効果を促進させた。