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[13a-PA1-10] 口腔内マルチイオン測定マイクロデバイスのためのカルシウムイオン選択電極の作製
キーワード:イオン選択電極
歯面に付着するバイオフィルム中の細菌が糖代謝し,産生した酸により歯の表面が脱灰されてう蝕が生じる.従って,歯質脱灰, う蝕を検討する際にpHやカルシウムイオン(Ca2+)濃度などを同時かつ連続的に測定することが重要である.本研究では,口腔内微小環境にて連続的にCa2+濃度変化を測定可能なマイクロデバイスの開発を目的とし,Ca2+感応膜の作製と,イオン選択電極(Ion Selective Electrode,ISE)の小型化,口腔内環境での使用について検討した.