[13a-PA3-1~35] 6.3 酸化物エレクトロニクス

[13a-PA3-21] 積層型光蓄電池の開発：酸化チタン-ポリアニリン蓄電層のレーザ加工条件と蓄電特性

〇(M1)幸森 雄三¹、畑鳥 信吾¹、秋好 恭兵¹、野見山 輝明¹、堀江 雄二¹、小ヶ口 晃² (1.鹿児島大院、2.ジョイソン・セイフティ・システムズ・ジャパン株式会社)

キーワード：光蓄電池、酸化チタン、導電性高分子

我々は光電変換と蓄電を単一電極で行う光蓄電池を研究している。この蓄電層には高速な充放電性能と用途に合わせた容量が求められる。ナノ構造を有したTiO₂多孔体内壁に緻密な導電性高分子ポリアニリン(PANi)を電着したTP複合体は高い蓄電性能を保ちつつsub-mmオーダの構造体を形成できる。これを多孔体中にアノードとカソードとして交互に並べた平面型ID構造は高速充放電が可能である。大容量化のためには電極を積層することが必要である。